03/09/18-23
パリでのサイン会行ってきました!
フランスにも読者がいた!
そしてフランスの作家さんともいろいろお話できたし絵ももらったし
観光では絶対味わえないとてもいい体験ができました。
向こうの出版社の人もとても親切でみんな漫画をすごくちゃんと読んでました。
サインするときもみんな「トーベ」とか「イツキ」とか言ってるし、
きっと日本より絵入りサイン本が多く出回ってます、フランス。めちゃめちゃ注文応えたしな。
あまりの盛況にNHKヨーロッパパリ支局に取材されたし。うわやめて日本じゃ誰も知らないから・・・。
新しくてまだガイドブックにあまり載ってないとこにいたので日本人もあまりいなくて助かったんだけど。
(でも休日あったんでシャンゼリゼとかにはいっぱいいたなあ)
とにかくみんなにメルシーです!
フランスといろいろ日本とは違うシステムなのですが、
「日本でトガリを描かせてもらえないのなら、
フランスの読者のためにフランスで続きを最後まで描いてください!」とか言われて、
もう日本でゴミ漫画扱いに慣れてた私は幸せで死にそうでした。
いやいや日本にも読みたい人いるけど。少なくともここには。俺も。
最初はなんか、日本で別に売れてるわけでも有名でもないのに呼ばれて大丈夫なんだろうか、
こんな俺ごときが向こうの人にやさしくされていいのだろうか、と不安だったのですが、
トガリをフランスで売りたい、と言って出版してくれたドミニクさんやスタッフのみなさんが、
この漫画をフランスのみんなに読んでもらいたいという思いで仕事をしてくれたのがよく分かりました。
別に有名かどうかではなく、
自分の好きな漫画を描いた人として見て貰えたなら別に僕が格の差を恥じる必要はないと。
別にこうトガリがフランスで売れているのは僕のせいでもなんでもなく、
そういったスタッフのみんながビジネスを超えて「これをみんなに知ってほしい」という仕事をしてくれた結果であり、
今回呼んでいただいたのもそうですが、こういう積極的なプロモーションもしてくれて、
なるほどこりゃ売れるわけだ、と思ったりしました。
きっとトガリが好きな日本のアナタ、前世はフランス人です。
まぁでもみんなが親切にしてくれるのは僕が漫画を描いたからなので、
これからさらなる努力をしていい作品を描かねばと思いました。
てゆうかまあ日本でも売りたいと思われるような。
連載は一人の力ではできないし、載せたいと思ってくれた人がいたから本になったんだし、
今でも僕の漫画を読みたいと言ってくれる人、載せようとしてくれる人は日本にもいます。
そっからは僕の仕事なんでこれからもがんばります。
同行者のみなさんもお疲れさんでしたー。やる気出ました。
時間があれば写真とかレポートまとめたいがそんなことをしている場合でもないです。
フランスでの扱い